飲み過ぎがやめられないあなた(と私)に捧げるやさしい処方箋

どうも、石黒です。

 

人類の誕生以来、お祭りや祝宴などに欠かせない存在であるお酒。

スーパーで100円出せば買えてしまう発泡酒から数十万円の超高級ワインまで、いまこの瞬間も世界中で誰かが飲酒しています。

 

あなたはお酒が好きですか?

最近は若い世代がお酒をあまり飲まなくなったと聞きますが、居酒屋で若い人たちをまだまだ見かけるということは、絶滅危惧種になってしまったというほどではないのでしょう。

 

自分はかなりお酒が好きで、しかも弱いくせに飲み過ぎてしまう厄介なタイプです。

つい先日も飲み過ぎてしまい、二日酔いから脱水症状になって危うく救急車を呼ぶ寸前までいってしまいました。

「もう30歳を過ぎたんだから限度を知りなさい」とお叱りを受けそうですが、なかなかやめられませんね・・・。

 

今日はそんな飲み過ぎてしまう人の心理について、飲み過ぎ歴10年を超える石黒が解説していきます。

飲み過ぎない人からするとあまりに不思議な我々の生態について、できるだけ客観的に書いてみます。

もしあなたが酔っぱらいに迷惑をかけられた経験があったとしても、怒らずに読み進めてみてください。

迷惑だと分かっていても飲み過ぎがやめられない

「また飲み過ぎて帰ってきて!」

 

こんな風に奥さんに怒られたことは1回や2回ではありません。

何なら3回や4回でもありません_(:3)∠)_

その日はぐったりしながら「はい、本当にごめんなさい」と言いまくるわけですが、それでもまた1~2か月後には同じことをやってしまいます・・・。

 

もちろん飲み過ぎが他人に迷惑をかけ、そして自分にさえ良くないということは本人も十分わかっています。

ある時は先輩が密かに心を寄せていた女性に「●●さん(先輩の苗字)が好きって言ってましたよ」と間接告白をしてしまったり・・・。

またある時は新橋の路上で行き倒れ、出勤途中のサラリーマンに「大丈夫?」と起こされ「大丈夫です」と大ウソをついてみたり・・・。

ありとあらゆる悪事をはたらいてきた覚えがあります。

 

そんなことがあってさえやめられないのには、やはり理由があるのです。

自分の経験上、飲み過ぎる理由は大きく分けて3つあります

飲み過ぎる理由1 ストレスが溜まっている

飲み過ぎの一番の原因は、ストレスが溜まっていることです。

日頃のストレスを解消するために飲み過ぎという行為を選んでしまうわけです。

 

「いや、飲み過ぎない人だってストレスは溜まるからね」

 

それはもちろんわかっています。

ただそこに、飲み過ぎる人だけに固有の事情があります。

私たち飲み過ぎ族の場合、ストレスを発散することがものすごく下手くそで、悪手だとわかっていながらも飲み過ぎという選択肢に手が伸びてしまうのです。

 

これは私の場合ですが、とにかく趣味がありません。

長年の不義理がたたり友だちも少ないです。

奥さんとは仲が悪いわけではないですが、まあ家族というのはいろいろ難しいですよね。。。

 

そんなこんなで飲み会の楽しい雰囲気の中で、最高(にして最悪)のストレス解消法として痛飲してしまうわけです。

飲み過ぎる理由2 飲ませ合うタイプの飲み会に参加してしまう

飲み過ぎる人が大半を占める飲み会は、熾烈な飲ませ合いの“戦場”になります。

居酒屋でバカ騒ぎしながら飲みまくっている集団を見かけたことがありますか?

私はその集団の一員だったことがあります。

本当に迷惑ですよね・・・すみません。

 

この飲ませ合うタイプの飲み会は、飲み過ぎる人と同じ行動をとります。

ある日壮絶に飲み過ぎる日があると、そこから何回かは平和な飲み会が続きます。

しかし何かのきっかけでまた壮絶に飲み過ぎる日がやってきます。

そこからは同じことの繰り返しです。

もうなんというか、病気なのかもしれません。

 

自分は運よくこのタイプの飲み会を催す人たちと縁を切ることに成功しました。

時々あのころ一緒に飲んでいた人たちはまだ生きているのだろうか、と心配になります。

元気で生きているといいな、と思っています。

閑話休題:警察は結構呼ばれる

少し話がそれますが、飲み過ぎると警察のお世話になってしまうことがあります。

酔っ払いと警察は切っても切り離せないのです。

とはいえ暴行とかそういうことではなく、「騒がしい」という理由での通報が大半です。

 

一度後輩が引越しをするということで、その前日に後輩の家で夜中まで飲んでいたことがありました。

なぜかPerfumeを大声で熱唱する石黒

周りも酔っているから止める人などいない。

そういう状況で、夜中2時に隣家から通報を受けたお巡りさんがやってきました。

なぜか自分が名前と電話番号を控えられてその日は許してもらった、という謎の思い出です。

 

お巡りさんの仕事を増やすのは本当に大迷惑以外のなにものでもありません。

さすがに社会人になってからはご縁がないですが、それでもいまだに反省はしています。

飲み過ぎる理由3 どうしてもその会を盛り上げたい

さて飲み過ぎる理由に戻ると、盛り上がらない飲み会を盛り上げるために飲み過ぎることもあります。

お酒が好きな人間は飲み会に対して謎の責任感を持っている場合が多く、「ここは俺が盛り上げないと」みたいに思ってしまうのです。

 

自分はそれほど経験があるわけではないですが、合コンで飲み過ぎる人にはこのパターンが結構いるのではないかと思います。

つまらない飲み会なら帰ればいいのに、と思われるかもしれませんが、つまらない飲み会ほど帰りづらかったりするのです・・・。

 

古来から祝宴やお祭りにはお酒が欠かせなかったと冒頭に書きました。

お酒本来の役割としては、盛り上げるために飲むというのは間違ってはいないと思います。

もちろん、だからといって飲み過ぎることが正当化されるわけではありませんが。

最後の手段は「お酒飲めないんです」

さて、ここまでなぜ人はお酒を飲み過ぎるのか、その理由について書いてきました。

まあなんというか、「ただの自分勝手だ」と言われたらあまり大きく反論できません。

なんぜ自分だって飲み過ぎないで済むのならそうしたいと思っていますから。

 

一応タイトルに処方箋と書きましたので、絶対に飲み過ぎないたった一つの秘策を書いておこうと思います。

それはとてもシンプルですが、「自分はお酒が飲めません」と宣言することです。

「そんなことで飲み過ぎないようになるの?」と思われるかもしれませんが、現に自分はこの方法で前の会社に勤めていた数か月間一度も飲み過ぎませんでした。

飲み過ぎないどころか、会社の飲み会で一滴もアルコールを飲みませんでした。

 

いまどきお酒が飲めない人なんて珍しくないんです。

居酒屋もノンアルコールのビールやカクテルを多く置くようになってきています。

時代は変わってきているのです。

だから、あなたも私も変わりましょう。

 

飲み過ぎたくないコミュニティでは、「お酒飲めないキャラ」で通しましょう

そして、もう飲み過ぎない、新しい自分へと変身するのです・・・。

 

最後はなぜか宗教じみた方向性に来てしまいました(笑)

とにかく、飲み過ぎる人にもそうでない人にも、このブログが何かしらのお役に立って、お酒で傷ついたり傷つけたりする人が少しでも減れば嬉しい限りです。

 

それでは、また。