地獄の苦しみの先に待つ天国!? ダメな親知らずは「今すぐ」抜け!
どうも、石黒です。
なんとなく淡々と毎日を過ごしていると、本来ならすぐにやらなければいけないことをスルーしてしまいがちです。
あなたはどうですか?
「そういえば久しく部屋の掃除をしてない・・・」なんてことはありませんか?
まあそれは自分なんですがね_(:3」∠)_
部屋の掃除もまあ大事なのですが、自分の場合10年以上もスルーしていたのが、タイトルにも書いた親知らずです。
遡ること10年、まだ実家に住んでいたころのこと。
近所の歯医者さんに「もうそろそろ抜いたほうがいいよ」と言われてからなんと10年が経ってしまいました。
そんな親知らずの最後の一本を、ついに先月抜き終えました!(長い闘いでした・・・)
今日はそんな親知らず歴10年(?)の石黒が、歯医者さんに「この親知らずは抜いたほうがいいね」と言われたときにすべきことを書いていきます。
結論:親知らずはすぐに抜きなさい
結論から言うと、親知らずは抜いたほうがいいです。
以上です。
というわけで今日のブログは終わり・・・ではありません。
これで終わったら自分の10年なんだったんだという感じになってしまいます(笑)。
親知らずは基本的に抜いたほうがいいのですが、もちろん100%とは限りません。
どういうときに親知らずを抜いたほうがいいのか、散々「抜いたほうがいい」と言われ続けてきた石黒がまとめてみようと思います。
抜いたほうがいい親知らずの3つの特徴とは?
その1 虫歯になっている、もしくはなりかけている
「さすがにそれは言われなくてもわかるよ!」と言われてしまいそうですが、意外と「なりかけ」ぐらいだと踏ん切りがつかないものです。
何せ親知らずを抜くとなったら1~2週間は食事を100%楽しむことができなくなってしまいます(人によりますが自分はそうでした)。
もしかしたら来週ものすごく楽しい飲み会が入るかもしれない、なのに歯を抜いて楽しめなかったらどうしよう。
そんな風に考えていると、頭の中の悪魔が「虫歯のなりかけなんて磨いてりゃ治るよ」と言ってきて、「そうかもな」と思ってしまうものです(注:磨いても治りません)。
しかもなりかけの場合、虫歯になっているのに比べれば歯医者さんもそこまで強くは言ってきません。
自分も10年前に言われたのは、この「なりかけてるから抜いたほうがいいよ」でした。
若かった自分は「まあなりかけぐらいなら大丈夫かな」と勘違いしてしまったんですね・・・。
その後、案の定親知らずが虫歯になってしまい、完治まで1か月かかる大手術が行われることになってしまいました_(:3」∠)_
あれは本気で辛かった・・・。
とにかくなりかけでもなんでも、虫歯につながる親知らずは今すぐ抜きましょう。
その2 隣の歯にぶつかりそう
親知らずが横向きに生えていたりして、隣の歯に干渉している場合です。
この場合、親知らずではなく隣の歯に悪影響をあたえる可能性があります。
虫歯になったり、最悪の場合自分のように神経に到達して、何も悪くなかった親知らずの隣の歯の神経を抜くことになってしまいました。
隣の歯の神経を抜いている間は親知らずを抜く手術ができません。
しかも自分の場合、隣の歯の処置にかなり時間がかかってしまい、
歯を削る→神経を取る→仮のかぶせものをする→本番のかぶせものをする→様子を見る
という工程に計1か月半かかってしまいました。
「なかなか親知らずにたどり着かないなあ」とため息をついていたのをよく覚えています。
親知らず自体には何も起こっていなくても、周りの歯に影響を与えてしまう場合があるわけです。
これも今すぐ抜いたほうがいいでしょう。
親知らずで意外と困るのが「口臭」
少し話がそれますが、親知らずを抜くと困ることがたくさんあります。
抜歯の痛みを筆頭に、一時的に歯並びが悪くなったり、かみ合わせに違和感を感じたりもします。
抜く前は考えもしなかったのですが、意外と困るのが口臭が臭くなることです。
この口臭には2通りの原因があります。
1つ目が、抜歯したところやその周辺をちゃんと歯磨きできないこと。
抜いた直後などは相当おそるおそる磨くことになるので、きれいに磨ききるのは難しいです。
しかもかなり血が出ているので、血なまぐさい臭いがいやでも残ってしまいます。
2つ目は盲点だったのですが、傷口を縫った「糸」が臭くなります。
「糸が?」と思うかもしれませんが、糸に食べ物のかすや腔内の雑菌がくっついてかなりのニオイになります。
たまに口から出てくることがある「くさだま(においだま)」みたいな、何とも言えない不快なにおいがします。
自分の場合はリステリンでそーっとゆすぐなどの悪あがきをしていました・・・。
痛いうえに臭いというダブルパンチは結構精神的につらいです。
その3 少しだけ出てきている歯
さて話を戻します。
先端だけなど少しだけ歯ぐきから歯が出てきている親知らずも、早めに抜いたほうがいいです。
自分が先月抜いたのもこのタイプでした。
このタイプは、とにかく虫歯のなりやすさが半端ではないです。
まず、ちょっとしか出てきていないのでとても磨きづらいです。
さらに、虫歯菌が歯と歯ぐきのすき間から入り込んで、見えない部分から虫歯になることがあります。
そして、このタイプは年を取って歯が固くなっていけばいくほど、特に抜くのが辛くなります。
もうなんというか、良いところが一つもない親知らずです。
まあ良い親知らずというのは無いと個人的には思いますが・・・。
とにかくソッコーで抜いてしまいましょう。
親知らずを放っておいていいことは一つもない
まあなんというか、結論としては本当にありきたりのことになってしまいますが、
親知らずは放っておかないで、必ず抜きましょう。
特に上で紹介したような「ダメな親知らず」、つまりあなたがこれから何十年をともにする歯に悪影響を与える親知らずは、とにかく早く抜きましょう。
タイトルには抜いた後は「天国」と書きましたが、実際いま自分はそれぐらいの気持ちになっています。
まるでずっと見つからなかったパズルのピースを見つけて、カチッとはめ込んだような気持ちです。
・・・「さすがに大げさだろ」という反論は認めます(笑)。
ただ、親知らずは早めに抜いたほうがいいというのは本当です。
漠然と「やらなきゃいけないなあ」と頭の片隅に残っている懸念事項は、日々あなたの大事なエネルギーを奪っていきます。
タイムマシンで20代の自分にアドバイスしにいくなら、「親知らずを抜け!」と開口一番に言います。
そのあとで「奥さんを大事にしろ」もちゃんと言いますよ(突然のアピール)。
人それぞれ、また歯医者さんによって考え方が違う部分はもちろんあると思います。
ただそれでも、もし親知らずを抜こうかどうか悩んでいる人にこの記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。
それでは、また。
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